洗面台2ハンドル蛇口を「自動水栓・TOTO TEL24DPRA」に変えた!
こんにちは!ケーズフロンティアです。ホームページをリニューアルしてから初の施工ブログです。今回はコロナ禍で依頼が急増している自動水栓(手をかざすと自動で水が出る蛇口)をテーマに一本書いてみます。
遡ること施工日より約3ヶ月前、日頃から大変お世話になっているビルメンテ&リフォーム会社の専務Kさんから、「2ハンドルの水栓を自動水栓に変えたいのですが…できますか?」
とお話しをいただきました。できますか?と聞かれると設備屋魂に火がついてしまう私はすぐに現地調査に向かいます。
武将 武田信玄の軍旗に書かれた【風林火山】風=疾きこと風の如く。
どんな物事にも風のように速く対応するのが私のスタンスです。
うーん、既設は2ハンドルでしかも排水がポップアップ(引き棒式)そして混合水栓がついてるけどお湯は配管はきていない。これを自動水栓に…
すぐにカタログやインターネットに施工事例がないか調べてみましたが、前例は出てこない。でも、いつも仕事を気持ち良く依頼してくれているKさんの期待に答えたい!
今までの経験を活かして考え抜く事、数日。
こ、これしかない!!!!一筋の光が見えました。すぐに見積りを出し材料屋さんに発注。
しかーし、、コロナ禍で需要が増えていて納期が1ヶ月以上かかるとの事。工事日を延ばしてもらいました。この期間に焦らず準備をしっかりして落ち着いて。
【風林火山】林=徐かなりこと林の如く
そして施工日当日、まずは撤去します。
ここが重要! 既設の水栓の跡を掃除します。
金タワシとクレンザー、スクレーパーと掃除屋さんに弟子入りしたくらい掃除しますw
だって嫌じゃないですか?せっかく新しいピカピカの自動水栓が付くのに、跡が汚く残っていたら。
誰にでも時間をかければ出来る事。
基本的な部分を手抜きする業者は何をやってもセンスのない工事になります。
私は絶対に妥協しません!!
【風林火山】山=動かざること山の如し
他の業者もここまではやらないからとか、もうそれ以上はできないよ。とかマイナスな言葉に惑わされことなく、一度決めた判断はどっしり構えて守り抜く。
(ちょっと風林火山をビジネスへの応用がキツくなってきましたw)
よし!これで準備完了!
閃いたアイデアを形にしていきます。
まずはお湯の配管がきていないので、一つの穴を化粧蓋でメクラします。
洗面台下から締め込むタイプでしっかりパッキンも効いてますので手を洗って水が跳ねても大丈夫です。
ステンレスのプレート貼ってコーキング!なんてノーノーですよw(日曜大工じゃないですから)
そしてこれが今回1番の悩み所だったポップアップの引き棒です。
洗面台下で排水のトラップと接続して排水口のフタが開閉します。
あんまり洗面台に水ためて使わないからと聞いてましたが、年に数回でも使う用途があるなら、その時に不便を感じさせたくない。
もうちょっと意地ですw
水栓本体設置。
今回は電気工事が不可の為、乾電池式です。
しっかりと動作確認を何度も行います。
自動水栓 TOTO TEL24DPRA
さすがTOTO製、使い勝手抜群です。
なんか写真だと、簡単にやっているような感じがしますがw
排水のトラップが邪魔で狭くてなかなか進まないんですよ?!
汚れた作業着が物語ってますねw
実はこの2ハンドルから自動水栓の交換なんと12個交換でした。
2,3個交換してからは慣れてきたのでバンバン交換できました。
まさに【風林火山】火=侵掠すること火の如く
攻める時は火が広がるように一気に攻めます。
燃えてる時はゾーンに入っているんですね!どんどん来い!って感覚ですw
風林火山なんとか形になったかな?!
武田信玄といえばもう一つ名言があります。
【人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり】
色々な解釈があるのでしょうが、私なりに大切にしている言葉です。
元請けさんやエンドユーザー様、人との信頼できるつながりは城にも匹敵する強固なものですし、情けは人と人を繋いでくれますが、仇が多いと滅びてしまう。
信頼の輪を住宅設備工事を通して築いていければ。
なーんて、HPリニューアル後、初のブログなんでカッコつけちゃいましたねw
次回もお楽しみに!!