エアコン専用回路工事もお任せください!!
こんにちは。ケーズフロンティアです。ついに梅雨入りですね。
雨が降らないと困る方もたくさんいらっしゃいますので、言いにくいのですが…
夏の暑さより、冬の寒さより、私は梅雨が苦手です笑
理由はたくさんありますが、一番は、雨が降ると工事が予定通り進まないことです。
おかげさまでたくさんの工事をいただいています。毎日予定表とにらめっこ状態。
天候不良で工事が延期になってしまうと、更にスケジュールはタイトになってしまいます。
そんな理由から、毎日晴れを望んでいる今日この頃です。
さて今回のブログは、そんな梅雨時期に依頼が多くなるエアコン工事と専用回路新設工事。
そもそも専用回路って何??そんなご質問から答えていきたいと思います。
エアコンは家庭内の電化製品の中で、非常に消費電力が高い電化製品になります。
その為、ブレーカーからエアコン1台につき他のコンセントとは別の専用回路が必要になります。
他のコンセントと同様の回路でも使えないことはありませんが、ブレーカーが頻繁に落ちたり、たくさんの電流が流れることによって配線から熱が発生して、最悪の場合火災などの思わぬ事故につながってしまう可能性があり、大変危険です。
近年は、専用回路がないとエアコン設置工事をしない業者も多くなってきました。特に築年数が古い住宅には、専用回路がほとんどなく新規に設置工事をする必要があります。
え?ケーズフロンティアってガス器具と水回りだけじゃないの?そう思われている方も多いと思いますが、電気工事もお任せください。でも大々的に電気工事の宣伝はしていないので、ほとんどはリピートのお客様向けの工事になります。
そう!飲食店にある、知る人ぞ知る裏メニュー的な存在です笑
今回も、以前給湯器の交換工事をしていただいた方からのご依頼でした。
「電気工事もケーズフロンティアさんにお願いするって決めていたの!!」
こんな嬉しい言葉をいただいて、燃えない人間はいないでしょう!!
まずはエアコン専用回路を新設します。
分電盤から天井の中を通して、屋外に配線を出します。接続部にはプールボックスを使用、配線もPF管(保護管)に入れます。
※電線(Fケーブル)むき出しの工事も多く見ますが、美観や長く安心して使用してもらいたい想いから、手間はかかりますが必ずPF管施工を実施しています。
今回はエアコンのコンセントまで距離があります。全長は3回路で30Mをゆうに超えます。PF管がダラーンと垂れ下らないようにしっかりとサドル(固定金具)を打って支持します。
分電盤は使用してない箇所があったので専用ブレーカーを設置して3回路、新設完了です。
3回路中、2回路は外から回せたのですが、残りの1回路は2階の分電盤から真逆の位置にエアコンがあり、色々と配線ルートを考えた結果、屋根裏から全て隠蔽配線を決断しました。
この決断が、サウナ地獄へと導きました。とにかく屋根裏は熱い…
水風呂もなく、決して整うことのないサウナ地獄。汗ダラダラ施工。
でも流した汗は、キレイな施工になります。屋外をグルグル配線するよりも確実に美観は良いです。
追加で屋根裏からテレビ端子とコンセントも増設しました。
専用回路の新設が終わったら、エアコンを設置します。
2階洋室 室内機が1階の為、立ちおろし作業が必要です。
工事前の配管がこちら
同じようにテープ巻きの仕上げで工事をするお見積もりを出しました。ただ、現地調査の際に少し違和感を感じました。
これは私の主観ですが、きっと工事前の仕上がりに満足していないような感じでした。
私の出した結論は…部品代のみでスリムダクト(屋外配管カバー)施工提案!
通常、エアコン量販店さんですと部品代+施工費 2階室内機、1階室外機の場合は施工費が高くなります。部品代だけでの作業なんて決してしてくれません。
でも、信頼して工事をまた頼んでくれたのに、ガッカリさせたくない。そんな想いからの提案でした。
キレイになったわ~と大喜びのお客様。こうなってくると止まらないのが、ケーズフロンティアクオリティー
えーい!1階エアコンもスリムダクト部品代のみ施工!
えーい!1階エアコン屋内化粧カバーサービス!!
利益なんてなんぼのもんじゃい!って感じでございます笑
商いの基本は「損して得取れ」なんて言葉がありますが、私は「損して徳取れ」と解釈しています。
損な役回りであっても、人のために努力していれば、将来的には周囲からの評価が高まって自分や会社の価値があがっていくものだと信じています。
春日部市のK様、今回はご依頼ありがとうございました。休憩の時に差し入れしていただいたアイスクリームは、屋根裏で干からびていた私たちの心を再燃させてくれました。
お心遣いに感謝いたします。
工事が終わって数日後…
「もう1台のエアコン交換とコンセント5箇所交換追加でお願いします!」と一通のメール。
感動があるから、次がある。
これこそが【ケーズクオリティー】